

Satoko Miyazaki(ハッピーガーデナー)
松の種は何処にできるか、ご存知ですか??
実は、松ぼっくりの鱗片の間に種がつきます。
植物は親株の近くでは、病気や害虫の被害をうける危険性が高いので、なるべく親元から遠く離れて育とうとします。
松は「風散布型」といって、タネに付いた薄茶色の皮の翼が風を受けて遠くへ飛んでいきます。そのため雨の日や湿度が高い日はタネを遠くに飛ばすは出来ないので、松ぼっくりは閉じたままで、種が離れないようになっています。
しかし、それが一転して晴れて乾燥した日には、親離れの時が訪れ、松ぼっくりは開き、種は風に乗って飛んでいきます。永い年月を掛けて培ってきた子孫を残す為の植物達の知恵と戦略は、タネや果実に組み込まれいるのです。
「風散布型」の他にも、タネを遠くへ運ぶ方法がいくつかございまして、
- 水に運ばれる「水流散布型」
- 動物に運ばれる「動物散布型」
- 雨水など水滴に当たって飛ばされる「水滴散布型」
- 自力でタネを飛ばす「自動散布型」
等があります。
生まれたての小さな種の勇気と、独立心の旺盛さ!凄くないですか?
松の木にファンタジーを感じてしまいます。
そんな植物の不思議と、この小さな生命体が放つエネルギーをあなたのお傍で感じてみてください。


